第21号 「選択の自由」と「全員参加」
上越市内では珍しくないのでしょうが、長女の通う小学校では、学年全員参加でマーチングバンドをします。 もう十四年も前、長男を含む六年生の演奏演技を見たとき、上越出身でない私にとってはただ驚くばかりでした。 &n […]
第16号 我が家がかかわったアメリカの学校で
もう十年ほど前になります。夫の仕事の関係で家族揃ってアメリカで生活する機会がありました。 我が家には子どもが二人おり、地元の小学校、幼稚園にそれぞれ通う事になりました。 子どもたちは英会話どころか […]
第10号 すべての人が社会の一員
「どんぐりの家」という本を知っていますか? 私は最近子どもに勧められて読みました。 聴覚障害に加え知的障害や精神障害を合わせ持つという重いハンディを背負った子供たちの成長を願い、苦しみながらも歩ん […]
第 5号 柔軟な心と目
私の回りには多くの特別支援対象児,者(障害児・者と言われていた方たち)や,心の病を持った人たちがいます。 そして,その周りには,本当に本気でその方達の事を考え悪戦苦闘している方々もいます。 始めは […]
第20号 新米校長の本音(その4) 「大らかに見守り、厳正な『絶対』評価」
雪国では、2月3月が小学生のクロスカントリースキー大会真っ盛りである。 毎週日曜日に様々な団体がスキー大会を開催してくれている。 子どもたちは、学校区の保護者・地域の有志が組織したスキークラブに希 […]
第15号 新米校長の本音(その3) 「無病息災」と「困ったときの神頼み」
機械力を十分に活かしきれない山間地の農業においては、人手が資本である。 一家の働き手が亡くなったり、病に倒れて働けなくなったりした農家の生活は悲惨である。 「お互い様」を基本にした農村の協力態勢は […]
第 9号 新米校長の本音(その2) 「価値のある体験」
私は、山間地の農家に生まれた。 先祖が山の斜面を切り拓き、水を守ってきた棚田が連なるのどかな地域である。 私が後継ぎとなることを疑わなかった両親は、農家の仕事を徹底して仕込んでくれた。   […]
第 4号 新米校長の本音(その1) 「ほめるネタ ほめられるネタ」
大人の皆さんにお伺いします。 あなたは、子どものころにほめられた記憶がいくつありますか? しかられた内容をはっきり覚えていますか? 私は、ほめられたことをほとんど記憶していません。 & […]
第19号 豊かなくらしと心の豊かさ
「あんちゃ、途中まで乗って行くか?」 通りすぎた車を止めて男の人が叫んだ。 小学校からの下校途中、急に降り出した雨の中を一人家路に急いでいる時のことであった。 びしょ濡れの私を助手席に […]
第14号 夢を持つこと 夢を育むこと
「将来は、農業学校に行って、農業をする。」 物心ついた頃から、祖父母や親戚に農家の跡継ぎとして期待され、常に耳元でささやかれていたことがいつしか自分の夢であるかのようになっていた。 それが中学生の […]